皆さんこんにちは、イニシャルKです。
本記事では、
私が(主に仕事に関して)人間関係に悩んでた時に出会った、ステキな自己啓発本を1冊ご紹介します。
私もまだまだ未熟者で、書いてあること全てを理解し実践できてるわけではありませんし、現在も様々な悩みを抱えてます。
しかし、「嫌われる勇気」という自己啓発本を読んでからは、何かや誰かに対して深刻に悩むようなことは少なくなったように感じます。
現在、私と同じように職場の人間関係や業務多忙で悩んでる方にとって、この本が何かの解決・解消のヒントになれば嬉しいです。
「なるほど、こういう考え方もあるんだ。」って知っておくだけでも、かなり有益ですので書店などで見かけたら立ち読みしてみて下さね。
本記事では、この本に対する私なりの感想を述べることに留めます。
また、内容もかなり絞って書きましたので、既に読んだことがある方にとってはチープな内容かもしれません。どうぞ悪しからず。
人間関係に対する悩みが激減(嫌われる勇気)
本書は、自己啓発の源流「アルフレッド・アドラー」の教えを基に、人生の一つ一つの悩みに対して、「悩める青年」が「哲人(≒アドラーの教え)」へ質問・回答をする、対話形式でストーリーが進みます。対話形式なので、個人的にとても読みやすい部類の自己啓発本だと思います。
※個人的には、青年が時々「それはオカシイ!前回先生はこう言ったじゃないですか?矛盾してます。前言撤回してください!」とか興奮気味に話す様も面白いポイントです。
「嫌われる勇気」というすごくハードルが高そうでセンセーショナルなタイトルですが、語られてる内容はとてもシンプルです。読み進めるとすぐ、イントロダクションに答えが書いてあります。
「人は変われる。世界はシンプルである。誰もが幸福になれる。」
「世界が複雑に感じるのは、アナタが世界を複雑なものにしている。」
要するに、問題は世界がどうであれるか?ではなくアナタ自身がどうであるか?という事。世界をシンプルを考えれるよう、「他人の目を気にするのではなく、自己の課題と他人の課題を明確に切り分けしましょう。」という事です。
本書の内容を少し抜粋すると、
「あの人によく思われたい/嫌われたくない」という承認欲求から成る行動・言動はNG、「トラウマ」なんてものは自己が作り出したものである、「人生は他者との競争ではない」、などと、少し過激な表現に聞こえるかもしれません。
しかし、一つ一つを読み進めて行っていただければ分かるのですが、アドラーの思想はとてもシンプルで、かつ、愛に溢れてます。
「自分の事をもっと大切にしなさい」・「アナタが思っているほど他人はアナタの事を見てませんよ、考えすぎないでください」・「あの人ならこうしてくれるだろう、などと過度に期待しないでください。期待すると期待に応えてもらえなかった時に裏切られた!という負の気持ちが生まれますよ。」などと語りかけてきます。
また、「他者(子供も含めて)の行動に対して叱ったり褒めたりするのではなく、常に対等な立場で接し、嬉しい時は素直に感謝しなさい」・「他者と競争するのではなく、協力しあいながら他者に貢献しなさい」と他者との付き合い方についても教えてくれます。
決して、「嫌われる」という事を推奨してる訳ではありません。「嫌われてる」と思うのはアナタの妄想かもしれませんし、そもそも「嫌われてる」と捉えるのかどうかはアナタ次第なのですよ。という事をアドラーは言っています。(※あくまで私個人の解釈です。)
この本を読み終わってから私は、
「確かに!!他人が私の事をどう思ってるかなんて真実は分からないのだから、他人のために何かする、ではなく、自分ができる事を精一杯やろう。(その行いは、もしかすると誰かのためだったり仕事のためにならないものなのかもしれない…だけど今自分にとって大切だと思うから精一杯やろう。)」という風に物事を考えるようになりました。
さらに、この本に出会ってから特に、誰かが私や職場の同僚のために動いている姿を目撃するたびに、「ありがとう」と素直に心の底から感謝できるようになれた気がしてます。
※その影響なのか、はたまた歳のせいなのか定かではありませんが、最近スゴ~く涙もろくなりました(笑)。
冒頭で「人は今この瞬間から変われる」と著者(≒アルフレッド・アドラー)が語るように一つ一つの悩み・物事に対する捉え方が変われば、世界は180度変わると思います。この本に出会って以降、「あっ、オレ今承認欲求丸出しだったな」とか「あっ、オレ今相手に対して過度な期待を抱いてしまっているな」など様々なシーンでそれを体感し、考えるようになりました。
正直なところ、自己と他者の課題を明確に切り分けするのは難しいです。
ですが、アドラーの思想を知った後の私は、「これは、自己と他者どっちの課題だろう?」と一度立ち止まって考えれるようになりました。そして、それが他者の課題と思った時は、私自身が深く悩まないように心がけるようになりました。
それのよる効果があったのか定かではありませんが、今はとても充実して快適な人生が歩めてるように感じてます。
(※私はこの本に出会って「嫌われる勇気」を手に入れたと思っていますが、どう思うかは自身の捉え方一つなので、もしかしたらアナタはそう思えないかもしれません。)
※余談ですが、私は「嫌われる勇気」をいつでも読み返せるように、 「他人へ貸す用」と「自分用」の2冊を手元に置いてます(笑)。
現在は、続編「幸せになる勇気」も出版されてますので、「嫌われる勇気」が面白かったという方は「幸せになる勇気」も併せて読むと、よりアドラーの思想に対する理解が深まると思いますよー。
いかがでしたでしょうか?
私は理系の人間ですし、文章力が乏しいと自覚しておりますので、伝えたい事の半分も伝えれてないと思います。ですが、アドラーが言うように、結局、人の悩みというのは人間関係の悩みに集約されると思いますし、アドラーの思想に出会ってからというもの、本当に深刻に悩む事をやめるようになりました。(心掛けるようになれた、という表現の方が正しいかもしれません。)
この記事をきっかけにアドラーの思想について少しでも興味を持っていただき、私と同じように「人間関係での悩みが少なくなった」と感じてくれる人が増えると嬉しいです。
【おまけ】私が好きな中田敦彦さん!「嫌われる勇気」について分かりやすく動画でまとめて下さいましたぁ♪
ここまで私なりの感想を述べましたが、
私がこっそり片想いしてる、大好きな中田敦彦さんが、なんと!!
中田敦彦のYoutube大学で「嫌われる勇気」について、綺麗に動画でまとめて下さいましたぁ♪
私の感想より遥かに充実した内容ですので、ここまで読んでみて「嫌われる勇気」について気になっている方は、是非コチラの動画も参考にしてみて下さい!!
最後に、この記事がアナタにとって有益なものになれば幸いです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。