Python

【Excel×Pythonを始めよう】Windows版 Python開発環境の作り方

皆さんこんにちは、イニシャルKです。

 

本記事では、

私が最近勉強しはじめたPythonについて、Python開発環境の作り方(一例)をご紹介します。(※OS環境はWindows 10 64bit 版です。)

 

※私は2020年2月からPython学習をスタートするため、
現時点で最新であるバージョンPython 3 をインストールします。
「Python 2」 と 「Python 3」の違いは
「古くからあるバージョン or 新しいバージョン」
という程度の知識しか知りません。どうぞ悪しからず。

 

▼今回、参考にさせて頂いた文献はコチラ

まずは、Pythonをインストール

それでは、最初に下記リンク先からWindows用のインストールプログラムをダウンロードしましょう。

https://www.python.org/

ページに移動できたら、中央上部あたりにある[Download]-[Windows]と進み、

[Latest Python 3 Release – Python 3.x.x]をクリックします。

※以降、本記事はVer.3.8.1でのインストール画面を載せておりますが、
 都度、バージョンは変わりますので、その時々の最新バージョンをインストールすれば大丈夫です。

 

 


 

画面を下へスクロールしていくとインストーラーファイルがあります。

Windows x86-64にも複数のインストーラーがありますが、今回は導入が簡単な「executable installer」(実行形式のインストーラー)をダウンロードします。

※Windows x86-64 は64bit環境のことを表してます。x86のみ記述してあるものは32bit環境です。各々のPC環境に合わせて選択してください。

上記をクリックするとインストーラーがダウンロード出来たかと思いますので、ダブルクリックして実行しましょう。

ここからセットアップ作業です。

※ここからの設定はあくまで一例です。お好みに合わせて設定してください。
「これから始めるから何も分からないー!」って方は、私と同じ設定にして頂ければ問題ないです。

 

まず、環境変数の追加。「Add Python 3.8 to PATH」にチェックを入れてから、「Customize installation」をクリックします。

 

次の画面では、デフォルトで全てチェックが入ってるかと思いますので、全てにチェックが入っていることを確認し、[Next]へ進みます。

 

次の画面では、「Associate files …」、「Create shortcuts…」、「Add Python …」の3項目にチェックが入っている事を確認し、下の「Customize install location」にてPythonのインストールフォルダを任意の場所へ変更します。(デフォルトだと階層が深くて覚えずらいため。)

そこまで終えたら、「Install」をクリックしてインストールを実行します。

 

無事、正常にインストールできると「Setup was successful」が表示されます。ここまでPythonのインストールは終了です。

 

Pythonの動作確認

では、このままPythonの動作確認までやってしまいましょう。

スタートメニューに「Python」が追加されてるかと思いますので、そこから「IDLE(Python 3.8 64-bit)をクリックして起動してみましょう。(PCのスペックやPythonのバージョンにより名前が若干異なるかと思いますが、ご了承ください。)

 

Shellが起動したら、

print ("Hello, World.")

と入力してみて下さい。

正しく入力できていれば、上のように、「Hello, World.」が表示されます。これでPythonの動作確認は終了です。

 

ソースコードエディターのインストール

このままソースコードエディターもインストールしてしまいましょう。

※ソースコードエディターが無くてもコーディングできますが、ソースコードエディターを使った方が遥かにプログラミングが楽になります。

私は昔からVisual Studioに慣れ親しんでおりましたので、Visual Studio Codeをインストールしました。(※参考文献もVisual Studio Codeを紹介されてました。)

 

では、まずはVisual Studio Codeのインストーラーを公式サイトからダウンロードしましょう。

https://code.visualstudio.com/

サイトに遷移すると、「Download for Windows」ボタンが表示されますので、クリックしてダウンロードしてください。

無事インストーラーがダウンロードできたら、インストーラーをダブルクリックして実行しましょう。

ダブルクリックすると上記ダイアログが起動しますので、「PATHへの追加」にチェックが入っている事を確認し、「次へ」へ進み、インストールを実行します。

 

インストールが完了したら、Visual Studio Codeを起動してください。(そのままでは使い難いため、続けて、日本語化とPythonのコード入力補完機能の導入を行います。)

まずは、日本語化の導入からやりましょう。

Visual Studio Codeを起動したら、画面左の「extensions」へ進みます。

(※下記イメージは、一度日本語化してしまった後なので、見た目が若干異なるかと思います。ご了承ください。)

上記の検索窓で、「Japanese」と入力すると「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」というパッケージが表示されるかと思いますので、こちらをインストールしてください。

インストールはすぐ終わると思いますが、それだけでは日本語化されないので、一度 Visual Studio Code を再起動してください。再起動すると表示が日本語になってると思います。

 

続いて、Pythonのコード入力補完機能をインストールしましょう。

日本語化した時と同じように、画面左の「extensions」へ移動し、「Python」と入力して、Microsoftが提供しているPythonエクステンションをインストールします。

(※下記イメージは、一度Pythonエクステンションをインストールしてしまった後なので、見た目が若干異なるかと思います。ご了承ください。)

インストールして、画面左上のエクスプローラーへ移動すると、Visual Studio Code上でファイルの管理を行うエクスプローラーの画面になります。

最初は何もフォルダが無い状態だと思いますので、「フォルダーを開く」から対象フォルダを指定します。

※事前にPythonプログラム保存用のフォルダーを作っておくとプログラム開発がスムーズですので、「ドキュメント」フォルダーなどにPythonプログラム保存用のフォルダーを作っておきましょう。ちなみに、私は「ドキュメント」フォルダーに「Python_program」というフォルダを準備しました。

 

ここまで来たら最終確認。Visual Studio Code上でPythonプログラムを動かしてみましょう。

事前に準備したフォルダに新しく「sample.py」というファイルを作り、以下のコードを貼り付けてください。

print("Hello, World")

では保存したファイルを実行してみましょう。

画面上部の「デバッグ」から「デバッグなしで実行」を開始します。(もしくは[Ctrl] + [F5] で実行します。)

実行結果は、画面下部の「ターミナル」でプログラムの実行結果を確認できます。

今回のコードだと、ターミナル上に「Hello World」と出力されればVisual Studio Code上でのPythonの動作確認は完了です。

 

お疲れさまでした。

これでようやくPythonの開発環境が整いましたので、これからPythonを使って色々な作業を効率化していきましょう♪

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。